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    <title>かけはしアーカイブズ - 将棋を世界に広める会: ドイツ</title>
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    <updated>2009-08-17T00:15:00+09:00</updated>
    
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        <title>特別寄稿　将棋を広めるための環境について（46号、2009年2月28日発行）</title>
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        <published>2009-08-17T00:15:00+09:00</published>
        <updated>2009-08-17T00:16:11+09:00</updated>
        <summary>１．将棋の普及 　将棋の競技人口は、チェス、中国象棋シャンチーに次いで世界第三位...</summary>
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<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p> <strong>１．将棋の普及 <img border="0" alt="46hyoshi_2" title="46hyoshi_2" src="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/46hyoshi_2.jpg" style="margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;" /></strong>
<a href="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/vol46chushogi0.gif"></a><br />


</p>

<p>
　将棋の競技人口は、チェス、中国象棋シャンチーに次いで世界第三位です。以下、韓国・朝鮮のチャンギ、タイのマックルックと続き、最近はこれを世界五大
将棋などとも呼ばれるようになってきました。チェスは、世界中の様々な民族の間で知られ好まれています。しかし中国象棋は、世界中で愛好家がいるものの実
態は華僑であり、華僑以外の愛好家は1割に満たないといった状況です。将棋についても、現状では程度の差はあっても、同じようなことが言えるのではないで
しょうか。（<strong>岡野伸</strong>氏）</p><p>中国、日本に限らず、チェス以外の将棋は、出身国民以外への愛好家の広がりは限定的です。日本の将棋ではありえませんが、シャトランジやチャトルといったチェスに近い現地の将棋は、チェスと比べて駒の機能が弱く、現地の将棋が指されなくなりチェスに取って代わられるといった現象が世界各地でみられます。自分では、逆にこれら未知の世界の将棋を、調べて書いて指すということに面白さを感じて１５年になりました。日本には、遊戯史学会などの研究グループや、中将棋、シャンチー、チャンギを実践する団体、また、所司和晴７段主催の世界の将棋大会が、年２回程度行われています。また、欧米には、こうしたグループや大会もあり、インターネット上の対局も行われているそうです。</p>

<p>　将棋を世界に普及させるには、言葉と駒を表す文字という壁があり、道具は世界中で販売されているわけではないという様々な障害があります。これらの問題を解決することは簡単ではありません。中国象棋は世界中で親しまれていますが、華僑以外の人々への広がりは限定的です。普及の第一歩としては現地のチェス団体などを通じて、少しずつ紹介していく方法が考えられますが、この点は今迄に相当のことが行われ、成果があがっていると感じています。先進国では将棋を会得した人は、技術を求めますし、類似の将棋も知りたいと思う人も現れます。これについては、中将棋が一番適しているのではないでしょうか。私にとっても今は、将棋と言えば中将棋です。対局に2時間程度と長時間になりますが、日本の将棋では中将棋に一番親しみを感じています。</p>



<p><img border="0" src="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/462_3.jpg" title="462_3" alt="462_3" />


</p>

<p><img border="0" src="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/463.jpg" title="463" alt="463" />


</p>

<p>　私は、2006年、結成されたドイツのミュンヘンで、ドイツ人による<br />「ドイツ中将棋連盟」<br /><a href="http://www.chushogi.de/">http://www.chushogi.de/</a></p>

<p><img border="0" alt="461" title="461" src="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/461.jpg" style="margin: 0px 0px 5px 5px; float: right;" />
に関心を持ち、結成して間もない現地を訪ねました。彼らは、元々将棋の情報を収集して実践、更に中将棋に関心を持ち、会を立ち上げています。中将棋だけでなく、大将棋から泰将棋、徂徠の広象棋まで資料を集めて実践もしていました。大型の将棋は、英国人貿易商のジョージ・ホッジスさんが、以前日本でつくった樹脂駒と、会を立ち上げたギュンター・メンシングさんお手製のベニア盤を使用しています。2006年5月19日と翌日に現地を訪ね、対局や情報交換など交流が実現しました。</p>

<p>　ベルリンの森鴎外記念館の一室で、将棋を指しているとの情報を得て2006年5月22日に見学しました。館内には、数人が将棋を指し、日本人の方も一人おられました。ドイツ人の館長さんも将棋を指す方で、中々の腕前でした。</p>

<p>　先進国でない地域は、ある程度以上の収入のある一部の人を除いて、将棋を覚えて強くなることが、お金になるかならないかについての関心が高いようです。遊びよりも生活に重点が置かれ、相撲などにみられるように、来日して強くなって賞金を稼ぐ、このような図式があれば普及は飛躍的に伸びると思われます。現地には、将棋ではなく仲間内ですぐにできるチェスや現地の将棋などのゲームがあり、他のゲームを欲していないというのが見えてきます。新しいビジネスを行う場合、学校で子供に教えて使わせるという方法があります。将棋もこれにあてはめることができれば、多少の効果はでるでしょう。しかし、現地の受け入れ態勢や、道具をはじめ経費がかかりすぎてしまいます。また、東南アジアでは、戦時中日本語の押し付けなどの歴史があり、現実的ではありません。</p>

<p><strong>２．他の将棋との関連性について</strong></p>

<p><img border="0" src="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/464.jpg" title="464" alt="464" /> </p>

<p><strong><em>＜シャトランジ（インド）（伝統的な彫り駒） - 岡野氏蔵＞</em></strong></p>

<p>将棋・チェスの起源はインドにあります。かつては、1913年にＨＪＲマレーの著した「チェスの歴史」(オックスフォード)を根拠として、サイコロを使用した四人制チャトランガが起源といわれてきました。しかし、最近の研究では二人制チャトランガが先であり、四人制は二人制から派生した将棋であることがわかってきています。詳しくは、増川宏一「チェス」（法政大学出版局）をご覧ください。さて、増川宏一「将棋Ⅰ」（法政大学出版局）によると、チャトランガのチャルツは四つを意味します。その基本となるものは、古代インドの軍制である象軍、騎兵隊、戦車隊、歩兵隊から成っており四つの軍隊となっています。これに王、将が加わると、世界の将棋の基本的な形態である王、将、象、馬、戦車、兵が登場することになります。駒の名称については地域によって変化します。王はどの将棋にもあります。将は、司令官、高官、女王、士、金将など伝播した先で変化します。象も根、銀将、ビショップ、ラクダなど。戦車は、香車、舟、車、城、牛車など。馬と兵は世界共通です。この六種類の駒に飛車、角行が加わったものが日本の将棋であり、取った駒を使ったり、歩兵以外の駒も昇格するなどの固有のルールを紹介するとおおよそ理解してもらえるようです。</p>

<p><img border="0" src="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/465.jpg" title="465" alt="465" /></p>

<p><em><strong>＜かつて将棋の起源とされたインドの4人制チャトランガ</strong></em></p>

<p><em><strong>（レプリカ） - 岡野氏蔵＞</strong></em></p>

<p><img border="0" src="http://shogi-isps.org/photos/uncategorized/2009/08/16/466.jpg" title="466" alt="466" /> </p>

<p><strong>＜シャトランジ（インド）（イスラムスタイルの駒） - 岡野氏蔵＞</strong></p></div>
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        <title>ISPSインフォメーション（46号、2009年2月28日発行）</title>
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        <published>2009-08-17T00:09:00+09:00</published>
        <updated>2009-08-17T00:16:01+09:00</updated>
        <summary>＊ロシア･ベラルーシ・ウクライナとの懇親会開催 　 山形の天童市で開催された「国...</summary>
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<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p><strong>＊ロシア･ベラルーシ・ウクライナとの懇親会開催</strong></p>

<p>　 山形の天童市で開催された「国際将棋フェスティバル2008」に参加した、ロシア・ベラルーシ・ウクライナからの参加者と旧交を温めるため、平成20年11月10日、東京六本木の「ミンスクの台所」に於いて、レセプションを開催。</p><p>　参加者は、ロシヤ：Victor　Zapara(昨年度ヨ－ロッパ選手権者　前回の國際ト－ナメント準優勝者)Igor Sinelnikov(日本語堪能)。ウクライナ： Artem Kolomiyets（本年度ヨ－ロッパ選手権者）Alexander Shcherbina（今回の級の部優勝者）ベラル－シ：Sergej Korchitskij（今回の段の部準優勝者）Andrei Kaspiarovich（ヨ－ロッパ将棋連盟会長）の6名が参加。日本側は、眞田尚裕理事長　宇都宮靖彦理事　鈴木良尚理事　ジャック・ピノー理事　松岡信行理事が参加した。</p>

<p><strong>＊北京の森本理事より </strong></p>

<p> 昨年の11月29日に、北京の日本人学校で、第12回の日中子ども将棋大会が開催され、日中双方から36名ずつ72名が参加しました。私の用意した布盤と、ISPS から送った雑誌の付録などの棋書が参加者に配布されました。<br /><strong><br />＊Dr.Gralla からの連絡</strong><br />&nbsp; チェスのグランドマスターのカスパロフが将棋を指した記事などをチェスのポータルニュースサイトのChessbase.com などに載せるなどしてくれているドイツのハンブルグのライターの Dr. Gralla から年頭に長谷川理事宛に連絡。オーストリアのゲーム雑誌にドイツ語で将棋の特集記事を載せたとのこと。</p>

<p><strong>＊北京の春節将棋大会に盤駒100組を</strong><strong>賞品として提供</strong></p>

<p>　1月27日から31日まで、北京で春節将棋大会が行われる。ISPS では、森本理事の要請に応え、ダイソーの100円駒を100個提供した。現地へ日本から向かう会員の袴田さんらに北京までハンドキャリーしてもらった。</p></div>
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        <title>ドイツのフライブルグで将棋夏合宿(33号,9月17日発行）</title>
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        <published>2005-12-21T14:29:10+09:00</published>
        <updated>2009-07-01T20:43:34+09:00</updated>
        <summary>アマ講師5人で25人に指導 　７月７日（木）の朝から１０日の昼までドイツのスイス...</summary>
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<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p><b>アマ講師5人で25人に指導</b></p>

<p>　７月７日（木）の朝から１０日の昼までドイツのスイス、フランス国境近くのフライブルグで級位者を対象にした恐らくヨーロッパ初の将棋合宿が行われた。（<b>寺尾学</b>）</p><p>　今年の２月であったろうか。ドイツのハンブルグに駐在している田代さんから「パリの植村さんが将棋の合宿のようなものを行うことを考えている」というメールが将棋を世界に広める会あてにはいったのが事の始まりだった。<br />
　面白い試みだと思い、さらに詳しく聞いていくと、囲碁では、すでに技量向上のための合宿のようなイベントがヨーロッパでは行われていて、植村さんは参加したことがあるとのこと。同じことを将棋でもできないかと考えて、アルザス将棋協会のカマチョさん、オズモンドさんらに話したところ、面白そうなのでぜひやりましょうということで、連絡が来たのであった。<br />
　昨年に会った、アマ強豪の瀬良さん、菊田さんもやってくるという。これは行かねば「将棋を世界に広める会」の看板が泣くことになる、と思ったわけでもないが、合宿の翌週にチェコでヨーロッパ選手権が開かれるという情報も入っていたので、２回の週末をヨーロッパで将棋漬けで過ごす覚悟を決めた。<br />
　アルザス将棋協会のオズモンドさんと準備のメールを事前にやりとりした。解説用の大盤はあるとのことだったが、「次の一手などを講義形式でやる場合、大盤だと新しい問題を並べるのに時間がかかる。パソコンに問題図を用意しておけば時間の節約になって参加者を飽きさせることがない」「わかった。プロジェクターはこちらで手配する」ということで、１９９６年に故原田九段の許諾を得て英訳した、「将棋を始める人のために」の問題３０題の図面をパソコンに保存し、７月６日、成田を発った。<br />
　フライブルグは、スイスのバーゼル空港からリムジンバスで約一時間の距離。中央駅でオズモンドさんの車でピックアップされると、街中から離れて山道へ向かい３０分。人里離れたところに合宿の会場はあった。フライブルグ大学のセミナーハウスということだったが、山小屋といったほうがぴったりくるような場所であった。</p>

<p><b>豪華な解説陣</b></p>

<p>　１日目。３０人が入れるセミナールームを使って午前中は早速多面指し。日本人５人がドイツ、フランス、オランダの２５人を相手に大車輪の活躍。午後は参加者を High Kyu Player と、Low KyuPlayer とに分け、ミニトーナメントを行った。夕食後、何をするか決めていなかったが、誰かからか「模範試合を見たい」との声が出て、田代さんと私が対戦するのを大盤で瀬良さん、菊田さんが解説（もちろん英語で）してくれることとなった。初手から一手30秒という早指しだったが、田代さんの四間飛車で、居玉のまま端歩を突き越す趣向に対して、５七銀右から飛車先を突き越さずに３五歩を突き捨てる急戦に出て、力将棋に。運良く優勢となってから震えまくり、すわ逆転かというところから、再び開き直って盛り返すという将棋で、瀬良さん、菊田さんの解説を仰ぐには恥ずかしい将棋であったが、見ているほうはどちらが勝つか最後までわからず、好評だった。<br />
　２日目の午前は、私が主役。用意してきたパソコンの図面をプロジェクターでスクリーンにす。"What do you think is the best next move?"と聞くと、何人かから手が上がる。答えがあっていても、違っていても画面上で変化を示しながら、不慣れな英語で説明を続ける。次の問題に移ろうとしたときに、「ちょっと待って、もう一度今の変化をもう少し詳しく」などの注文が飛んでくる。こうした質問が来るのは講義が真剣に聞かれている証拠なので手ごたえを感じた。<br />
　問題は、「王手は追う手」「両取り逃げるべからず」など、格言を地でいく手筋を教えるものが多い。ノートをとる人もいるなど、皆熱心だ。特に、ダンスの歩の問題で、歩を同じところに打ったり成り捨てたりするうちに、いつのまにか相手の金か銀が取れてしまうのにはびっくりしていた。外国人の初心者にとっては、持ち駒を使う、ということが不慣れな場合が多いので、次の一手問題も、持ち駒を有効に利用する問題が効果的なようだ。<br />
　午後は、二人組みのペアを作って、ペア将棋。ヨーロッパの将棋イベントは個人参加のトーナメントが多く、ペア将棋などの遊びの要素が多いイベントは初めての方がほとんどだったが、終わった結果は皆大いに楽しんでくれた。感想戦では上位者が読み筋を披露し、下位者が「そんな手があったのか」と絶句するシーンがが続出し、勉強になった人が多かったと思う。<br />
　２日目の夕食後は、アトラクションの時間。昨年度ヨーロッパチャンピオンの瀬良さんに、フリーのコンピュータソフト、ボナンザと対戦してもらい、プロジェクターに映して菊田さんの解説つきで皆で観戦した。瀬良さんはボナンザの持ち時間を伸ばすと強くなるのを知らなかったのか、ボナンザに入れられてしまった。<br />
　人間対コンピュータの後は、アニメの時間。らんま1/2 の DVD をオーストリアから参加したダニエル・テーベンスさんが持ってきて、Shogi Showdown の回を上映し、女性の参加者に好評だった。<br />
　合宿最終日を前にして私は焦っていた。用意してきた故原田九段の問題は使い果たしてしまった。そういえば、穴熊の攻め方がよくわからないと、話してくれた人がいたのを思い出した。よし、穴熊崩しの問題集で乗り切ろう、ということで、夜中自室で穴熊崩しの問題図を九題パソコンで編集した。<br />
　おかげで、最後の日の午前も、プロジェクターに映した穴熊崩しの問題を使って、興味を切らさずに持たすことができた。<br />
　今回感じたことは、並べ方とルールを覚え、ある程度指せるようになった人が初段ぐらいに上達するための技術情報が海外では圧倒的に不足していること。その情報がないと、せっかく覚えても上達することができないので、面白さを感じられずに将棋から離れてしまう人がかなりいるのではないかという感じがした。今後、当会としてはその情報ギャップをどのように解消していくかを追求すべきだと思う。</p></div>
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        <title>20年目を迎えたヨーロッパ選手権戦(29号、2004.9.18)</title>
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        <published>2005-01-06T11:55:26+09:00</published>
        <updated>2009-07-01T20:43:32+09:00</updated>
        <summary>　8月26-29日の四日間、ドイツのミュンヘンの中心地から電車で２０分の、イザー...</summary>
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<![CDATA[
<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p>　8月26-29日の四日間、ドイツのミュンヘンの中心地から電車で２０分の、イザール川のほとりのプラーにあるユースホステルで、第７回のブリッツトーナメント、第２０回ヨーロッパ選手権、第７回のワールドオープン選手権が行われた。将棋を世界に広める会および（株）御蔵は第２０回の大会なので、高級駒を賞品として提供することとなった。今回、賞品を届けるとともに大会に参加してきたので、その模様をレポートするとともに、ヨーロッパにおける普及について大会参加の前後に考えたことを書いてみたい。（<b>寺尾学</b>）</p><p><b>8分切れ負け</b></p>

<p>　8月26日の夕方、シュバネック城という古城の建物を宿泊施設に転用したユースホステルに続々と参加者が集まる。８分切れ負けの「ブリッツ・トーナメント」に参加する面々だ。主催者から事前に各自対局用の時計を持ってくるように連絡がいっているので、デジタル時計は足りている。８月末になったとはいえ、まだまだミュンヘンの日暮れは遅いのだが、２局３局と切れ負け戦を夢中で指しているうちにいつしか外は真っ暗となり、時間も23時に近づいている。ブリッツ・トーナメントは元アマ名人で現在フランクフルトに赴任中の菊田裕司さんが優勝。筆者は昨年度のヨーロッパ選手権者の田代秀樹さんに敗れたが、対戦相手のポイントの関係で２位になった。<br />
　翌27日の朝からヨーロッパ選手権とワールドオープン。夜中に、大会直前にビザがおりたウクライナのチームがバスに乗って大挙してで到着。ロシアチャンピオンのセルゲイ・ベロフさんは残念ながらビザが降りずに大会をキャンセル。EC加盟国内の移動は自由だが、旧ソ連圏からの参加はまだまだハードルが高い。</p>

<p><b>11カ国53名が参加</b></p>

<p>　ホスト国のドイツをはじめ、フランス、イギリス、スウェーデン、ノルウェー、オランダ、オーストリア、ウクライナ、チェコ、日本の１１カ国から５３名がエントリーした。筆者は６年前にロンドンで開かれた大会に参加をしたことがあるが、そのときにくらべて、大学生など若い参加者が多かったのが特に印象に残った。スウェーデンだけでなく、フランス、ドイツでは、着実に将棋の普及が進んでいるように感じた。<br />
　ヨーロッパ選手権は、１年以上ヨーロッパに住んでいる参加者の上位３２名による勝ち抜き戦方式。持ち時間50分、それを使い切ると一手40秒以内の秒読みにデジタル時計をセットする。勝ち抜き戦で負けても、同時にワールドオープンがマクマホン式９回戦で進んでいるので、選手は期間中将棋漬けの毎日となる。27日が夕方まで３局、28日が朝から夕食後までで4局、29日が2局の長丁場である。<br />
　一日目が終わった段階でヨーロッパ選手権の準決勝に残ったのは、菊田さん、田代さん、フランス在住の植村さんの日本人勢と、オーストリアのゲルト・シュニッダーさん。急戦調の矢倉戦で菊田さんがシュニッダーさんを制し、決勝進出、2年連続の優勝を狙った田代さんを決勝で破り、ヨーロッパ選手権者となった。<br />
　ワールドオープンの優勝者は、元学生名人で、アムステルダムに赴任中の瀬良司さん。一位から四位まで日本人勢が独占したが、五位にドイツのカール・バートリックさんがはいった。</p>

<p><b>扇子が残る理由は？</b></p>

<p>　表彰式で気がついたことがひとつ。強い人だけではなく、ミドルクラス、初級のクラスからも表彰者が出るシステムになっていて、賞品は詰め将棋などの日本語棋書や棋士の揮毫入りの扇子から選べることになっているが、どういうわけか扇子が不人気で誰も手を伸ばさない。ヨーロッパは日本よりも涼しいから、というわけではないだろうが、詰め将棋の本が人気である。この点について、主催者のヨハン・ドレクスラーさんに聞いたところ、「将棋の本がまだまだ少ないので、皆、本のほうを選ぶのでしょう。詰め将棋や、次の一手の本ならば、手順を追えばよいので、日本語の本でもOKです。」とのこと。将棋を世界に広める会では、今まで、中国や韓国に将棋雑誌の付録などの詰め将棋や次の一手を提供してきたが、欧米にも同じように、詰め将棋や次の一手を送っていくことを考えたほうがよさそうだ。<br />
　ところで、今回かさばって大変だったが大手百円ショップのダイソーで販売されている盤と駒を10セット持っていって、各国の普及に尽力をしている方にサンプルとして渡してきた。皆、一様に日本でのストリートプライスが１ユーロを下回るのに驚き、初級者向けに最適だとの評価。フランスやイギリスの代表者は早速もっと買いたいとのこと。日本への小口送金を安く行う方法に詳しい方がいるとありがたいのだが。<br />
　shogi.de のホームページのウェブマスターで盤駒のオンライン販売もしているマーク・マリアンさんに期間中たいへんお世話になった。彼によれば「盤駒あわせ約26ユーロのセットが平均すると月に３−４セットはドイツで売れている」とのこと。<br />
安い盤駒がヨーロッパに流れるようになれば、もっと将棋の普及にはずみがつくことは間違いのないところだ。<br />
　上の写真は、日本のアニメらんま1/2のキャラクターを使った駒を自作しているダニエル・テーベンスさん。彼はこのほか、漢字の駒に矢印で動きを付け足した駒などを自作しており、アニメの展示会などでランマ1/2の駒に興味をもった人に、本物の将棋を教えてしまう名人である。こういう楽しい方に会えるところも、ヨーロッパの大会に参加する魅力である。</p></div>
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        <title>ベルリンでボリスさんと９番勝負(11号,1999.11.16)</title>
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        <published>2004-08-02T21:40:28+09:00</published>
        <updated>2009-07-01T20:43:25+09:00</updated>
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<div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"><p>　私はエスぺランチストなので、毎年の夏に世界各国持ち回りでどこかの都市で１週間にわたって開催される世界エスペラント大会に、都合のつく限り参加することにしている。今年の開催地は首都移転のため変貌著しいドイツのベルリンで行われたので、７月30日から８月８日まで会議場（Internationales CongressCentrum）近くのホテルに滞在することになった。昨年はパリでフランス最強のエリック・シェイモールさんと相まみえるチャンスがあったので（かけはし９号参照）、今年もこれにあやかりたいと早めにしかるべき人とコンタクトを取る事に努めた。（<b>上田友彦</b>）</p><p>　今年は第１回国際将棋トーナメントが６月に東京国際フォーラムで開催されることを承知していたので、日本将棋連盟にドイツ代表は誰かと問い合わせたところ、ベルリン在住の現ヨーロッパチャンピオンのボリス・ミルニックさんと聞き、正に願ったりかなったりと大いに期待が膨らんだ。早速つたない英文で是非ベルリンでお手合わせ願いたい旨書き送ったところ、早速Ｅメールで、「こちらこそ楽しみにしている。その前に東京でお目にかかりましょう」と返事が来た。東京では全日空ホテルやフォーラム会場で会ったものの、彼はベスト８まで勝ち進む（ラリー・カウフマンさんに惜敗）活躍ぶりで非常に忙しく、ベルリンでの日程や宿泊先のメモを手渡すのが精いっぱいであった。<br />
　その後、数回Ｅメールのやり取りをし、互いに出来る限りスケジュールの調整をして土日はすべて将棋のために空ける約束をした。すなわち丸３日我々は将棋の日を確保した訳である。昨年はパリ駐在の宮本豊一氏に大変お世話になったが、今年はドイツ滞在ということで、言葉の面で少々不安があった。しかし、結果的には将棋を指すのに何の支障もなかった。<br />
　７月31日（土）午後滞在先のホテルに盤駒持参でボリスさんが訪ねてくれた。湖畔のホテルのテラスでコーヒーを飲みながら、４時間余じっくり４局指した。コンピュータ技師で額は少しはげ上がっているものの30代前半と見受けられる物静かな青年であった。電話をした時、若い女性が出たので、多分彼の奥様だったのだろう。少しは世間話から入りたかったが、こちらの英語力では如何ともしがたく、将棋に没頭せざるを得なかった。<br />
　彼は振飛車党で藤井システムなど最新定跡をよく研究しており、終盤もなかなかしぶとい。私はうろ覚えながら、現在ＮＨＫ講座で三浦講師が担当されておられる右四間飛車戦法で対抗したが、いずれも私の辛勝に終わった。<br />
　翌８月１日（日）はボリスさんに連れられて、既に退職されて悠々自適の生活をされている日本びいきのハンス・ベッチャーさん（この方が事実上ベルリンの将棋仲間の取り纏め役をされている模様）の別荘へ案内された。到着時、既にベッチャーさんと神戸大学を卒業して今ベルリン自由大学で法律を学んでいる松本雄二さんが庭先で将棋を指していた。奥様手作りのケーキをごちそうになりながら、日本語、ドイツ語、英語、エスペラントを交えしばし歓談した。ドイツには初段以上の人が５、６名はいるが、ベルリンには級位者が多い。ベッチャーさんの別荘と森鴎外記念館が将棋の溜まり場となっている。ボリスさんは近々イギリスとオランダの将棋大会に出かける予定。定年後ぜいたくとは言えないが小さな畑、植木、芝生付きのセカンドハウスを自宅近くに持てるのはうらやましい限りだ。この日は夜の更けるのも忘れて（ベルリンは９時10時になってもまだ明るい）ボリスさんと４局指したが、２勝２敗であった。帰りはホテル近くまで松本さんに送ってもらった。<br />
　帰国前日の８月７日（土）には、ボリス・ミルニック、ハンス・ベッチャー、松本雄二の３氏が他にステファン・マースさんを伴って宿泊先のホテルを訪ねてくれた。日本側からも将棋愛好家の大浦、村瀬さんが参加されたのでにぎやかな親善試合となった。ホテルの食堂で長時間粘ったが、飲み物、食事を注文したので、何のおとがめもなかった。ステファン・マースさんとは２局指したが、居飛車等の本格派でボリスさんに勝るとも劣らぬ実力の持ち主である。結果は１勝１敗であった。ボリスさんとも最後の勝負をしたが、勝ちを逃がしたと言って大変悔しがっていた。ヨーロッパの将棋界も有力な若手が次第に力をつけてきて頼もしい限りである。<br />
　ベッチャーさん、松本さんには別の日に森鴎外記念館、ドイツ国立図書館、建築中の官庁街、繁華街、百貨店等案内して下さり、大変お世話になった。将棋、エスペラントが縁で、いろいろな方から、心温まるおもてなしを受け、本当に幸せな10日間であった。<br />
　ご参考までにミニルックさん、ベッチャーさんの連絡先を記す。<br />
Boris Mirnik<br />
Liebenwalder Str.60 13347 Berlin<br />
Tel:(030)4565633<br />
E-mail:boris.mirnik@schering.de</p>

<p>Hans-Joachim Boettcher<br />
Offenbacher Str.5 D-14197 Berlin<br />
Tel:(030)8215795<br />
E-mail:hansj.boettcher@gmx.de</p></div>
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