設立趣意書

2000年6月18日 設立代表者 眞田尚裕

 将棋を世界に広める会は、日本の将棋を世界中に普及させたいと考えている将棋が大好きな人たちが集まって1995年に発足しました。

 将棋を通じて諸外国との交流・親善を図る事を目的とし、世界中から代表を集めた国際交流将棋大会が恒常的に開かれるようになる事を目標としています。

 当面は①将棋の国際普及に関する情報の収集と提供②諸外国語による将棋テキストなどの作成や整備③外国人将棋ファンのネットワークの強化④将棋を学びたい外国人への便宜の提供⑤インターネット将棋国際大会実現への準備、などを行って来ました。

                                                                                                                                                        

 
過去に主催した主なイベント等は
    1997年 2月  第1回将棋国際交流会開催
    1997年 4月  北京から子供将棋親善使節団を招聘
    1997年12月  第2回将棋国際交流会開催
    1998年11月  北京への将棋親善交流の旅実施
    1999年 6月  第1回国際将棋フォーラム参加選手を招いての歓送会を主催
    1999年 8月  北京から中学生名人戦参加の選手団を招聘
    1999年11月  上海への将棋親善の旅実施

 1999年12月現在会員数は約280名ですが今後の会員増と、会の責任ある継続的な活動のためにNPOの法人格を取得すべきときと考えます。そ れによって国内外関係官庁、各国大使館、文化交流団体等との折衝は今まで以上にスムーズになると期待しています。また内外の団体、個人との付き合いの場で も違った効果が現れると思われます。

 世界にはチェス・中国象棋その他将棋によく似たゲームが沢山あります。その中で日本の将棋だけが取った駒を又使うというルールを持っています。そ の為にゲームとしても複雑さと面白さとが加わったのです。この日本独特の将棋を世界中の人達に覚えてもらって一緒に楽しもう、というのが将棋を世界に広め る会の目的です。たとえ言葉は通じなくても、将棋ができれば心は通じます。将棋が世界各国に普及し、それによって世界中の人と心が通じ合う日が到来するこ とを実現させましょう。