お祝いの言葉(50号、2010年10月9日発行)
2010年は『将棋を世界に広める会』ISPSが成立15周年を迎えます。北京将棋研修センターはISPSに熱烈な祝福をおくり、またISPSの事業が今後も末永く発展する事を祈念します!
1995年成立以来、ISPSは日本将棋の中国北京での普及活動に多大な尽力をしてくださいました。北京での将棋普及に関し多方面でのご指導、日中将棋 の北京地区での教学と普及に大変重要な基礎作りをして頂き、真田さん、袴田さん、森本さん、鈴木さん、池谷さん、寺尾さん、勝俣さん等の方々が北京での将 棋発展に大きな貢献をしてくださっています。1997年、1999年、2002年には私達を日本に招待して学習、私達の発展推進に歴史的役割をもたらし、 私達協会が順調に発展、今日に至りました。皆さんのご指導と協力に心から感謝申し上げます!(北京将棋研修センター 李民生)
ISPSのサポートと私達の努力で、日本将棋の教学は大いに発展し、近年北京地区では多くの小中高、大学で学生やその学校の指導関係者達から好評を得ています。永年、私達が多数の棋力に優れ且つ総合能力を備えた青少年の棋手を育成した結果、広範な中学生や大学生達が日本将棋に関心を持つに到りました。また、社会の多くの大衆にも認知されるようになり、多くの棋界の方々も目を掛けてくださっています。その結果、一定の実力を備えた将棋環境と普及を推進する学徒の成長、発展を既に作り上げることができました。
過去十余年、ISPSの招請を受け日本将棋連盟との間にも強固な関係ができ上がっています。相互に切磋琢磨、交流経験、友好を増進し、将棋の縁結びで双方の意思の疎通が進み、日本将棋の世界普及に関し、我々北京地区では多大な働きがあり、1997年からISPSは連続13回、北京での日中小学生将棋交流大会の活動を後援、サポートしてくださっています。1998年には原田泰夫九段自ら日本の棋士を引率して訪中、北京の将棋学生達に指導をしてくださいました。このように、永年ISPSは両国学生の為、北京で将棋の発展に影響力のある働きをし、良い推進力になってくださっています。お蔭で、北京での小学生将棋大会は学生や父兄達の心に浸透し、多くの中国人、日本人に日本文化の魅力を伝えることができています。
過去十余年を振り返って、私達はISPSの長期の協力が無ければ日本将棋の北京地区での普及成就も困難だったと深く感じています。此処に心から感謝の意を表します!
未来を展望し、今後とも協力して日中将棋活動に力を尽くし、日中両国の文化交流の為お互い頑張りましょう!
重ねてISPSの成立15周年をお祝い申し上げます!
(原文は中国語。中国文は割愛させていただきました。訳 袴田 勇)
コメント