« 第一回横浜上海将棋交流会(23号、2003.3.1) | メイン | 心と顔が映る「将棋」(23号、2003.3.1) »

ウクライナからの来信(23号、2003.3.1)

 キエフのウィクトル・チセンコさんから将棋の盤駒が5セット送られて来ました。私共のクラブは皆様からのこの素敵な贈り物に心から感謝しています。クラブはRivne市にあり、10年前に発足しました。このクラブでは、碁、オセロ、連珠、将棋、特に碁をやっています。碁では、子供たちが国内やヨーロッパの選手権を獲得しています。4名が世界選手権にも参加しています。1999年には12歳までの部にShevchuk Mykhaylo、2001年には18歳までの部にKozlov Mykhaylo、2002年には12歳までの部にKravets Andriyと18歳までの部にLopatyuk Kostyantynが参加しました。(池谷孰)

 将棋は2001年7月にキエフで日本文化のフェスティバルが開催されてから行われるようになりました。その時に将棋トーナメントが行われ、またTatsutomi Hiroyuki、Moro Takemi、Mori Yoshikazuさんから駒落ち将棋の指導を受けました。
 またTatsutomi Hiroyukiさんから将棋2セットの寄贈を受けました。そして今回皆様から頂いた盤駒で、クラブの中で最初の将棋トーナメントを開催する事が出来ました。そのときの成績表です。
2003年1月18〜19日
(1)Malinovskyy Serhiy 1987生    6勝
(2)Shevchuk Viktor 1960生      6勝
(3)Shevchuk Mykhaylo 1988生    5勝
 最年長は指導者のShevchukさん、最年少は10歳で5人参加しています。嬉しい事に、碁の世界選手権に出た4人のうち3人が参加していていずれも5勝2敗の成績です。将棋について現在次の問題があります。
     1.将棋を指す人のレベル(レーティング)をどのように決めれば良いのでしょうか。
     2.将棋を学ぼうとする子供たちに、将棋の文献や盤駒があまりにも限られています。 
クラブ指導者:
 Viktor Shevchuk        Yuriy Yeroshkin

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

サイトナビゲーション

最近のトラックバック

Powered by Six Apart

Google Analytics

  • トラッキングコード