海外のホームページ作者から(29号、2004.9.18)
フランス、エリック・シェイモルさん
今年は、残念ながらミュンヘンで行われるヨーロッパ選手権には出場できません。子供ができて忙しくなったのもありますが、最近は、自由に使える時間の大半を、Mac のプログラマーとして、MacShogi という将棋のアプリケーションを開発するのに当てています。
MacShogi とは Mac OS Xで動く将棋のデータベースソフトで、棋譜の保存、棋譜へのコメントの追加、棋譜の盤面での再現、駒落ちへの対応、図面の作成、MacShogi を持つもの同士で、ネット対局ができます。
アップルコンピューターの本社に応募したところ、嬉しいことに同社のリファレンスサイトに載りました。初日に100件以上のダウンロードがあってびっくりしました。そのサイトのアドレスは
http://www.apple.com/downloads/macosx/games/cards_puzzle/macshogi.html
です。今では、ダウンロードの件数は4000件を超えているので、多くの人が私の開発したソフトを使っていることになります。
まだまだ、機能を良くしていく予定で、今のところ英語だけですが、日本語と英語のユーザーインターフェースを加えること、他の将棋の棋譜管理ソフトとデータのやりとりができるようになること、など、どんどんバージョンアップしていく予定にしていますので乞うご期待。
南米コロンビア、アンドレ・ガルシアさん
こんにちは。私の国には、まだ、将棋協会のようなものはできていません。私が将棋に興味を持ったのは、大学で日本語のコースを取ったときにたまたま将棋というゲームを知ったからです。それ以来、ネットサーフィンして将棋の情報を集めたり、トレーバー・レゲットさんの"SHOGI Japan's Game of Strategy"を手に入れて読んだりしました。
大学で将棋を指すグループを作ったりもしましたが、なかなかみなつづかなくて難しいですね。コロンビアには囲碁の協会があって、その中の人とたまに将棋を指すこともありますが、かれらはやはり囲碁のほうが好きみたいです。
それで、というわけでもないですが、スペイン語で将棋のホームページを作りました。ほかにスペイン語での将棋のホームページはあと2つほどあるのですが、将棋だけに内容を絞ったのは、私がつくっているものだけです。このホームページがスペイン語圏の国々で、将棋が広がっていくのに大いに役立ってくれると嬉しいのですが。
アンドレさんのサイトは以下をご覧ください。
http://shogi.galeon.com
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