将棋を世界に広める会発足10周年を振り返って(30号,2004.12.18発行)
1995年に「将棋を世界に広める会」ができてから2005年5月で10周年になります。
この10年の間、絶えず支援をしてくださった多くの方々に深く感謝します。(眞田尚裕)
―10年間の夢のあと― (実施した主なイベント等)
1997年2月 第1回将棋国際交流会を開催
同年4月 北京から子ども将棋親善使節団を招聘(子供3名大人2名)
同年12月 第2回将棋国際交流会を開催
1998年11月 北京への将棋親善交流の旅実施(参加会員35名)
1999年6月 第1回国際フォーラム参加選手を招いての歓送会を主催
同年8月 北京から中学生名人戦参加の選手団を招聘(子ども2名大人2名)
1999年8月 第3回将棋国際交流会を開催
同年11月 上海への将棋親善交流の旅実施(参加会員30名)
2000年5月 サンクトペテルブルグへの将棋親善交流の旅実施(参加会員39名)
同年10月 第4回将棋国際交流会を開催
2001年2月 スウェーデンへの将棋親善交流の旅実施(参加会員8名)
同年7月 第1回東京北京小学生将棋交流大会実施(北京から小学生8名招聘)
2002年7月 第2回東京北京小学生将棋交流大会実施(北京へ小学生12名を含む33名)
同年9月 スウェーデンへ将棋指導者を派遣(会員1名)
2003年2月 横浜上海将棋交流会実施(上海から小中学生15名大人10名を招聘)
同年11月 日韓将棋チャンギ交流会実施(ソウルへ会員22名)
2004年1月〜2月 韓国日本将棋指導者養成所へ講師として会員2名を派遣
同年8月 第2回日韓将棋チャンギ交流会実施(ソウルから小学生2名大人3名招聘)
2004年4月〜10月 サンクトぺテルブルグへ鈴木副理事長が将棋指導のため滞在
―これからの夢― 豪華客船を借り切って、船中で、また寄港先の国々で将棋大会をやりながら世界を廻る夢は実現すれば楽しい企画だと思います。世界中に将棋ファンが増えてくれば、わざわざ外国へ行かなくても、また日本に来てもらわなくても居ながらにしてネットで対局をするようになるかもしれません。この方が先に実現するでしょう。現にロシアではネットで将棋を4000局対局した青年が居ると聞いています。国境を越えた個人と個人との交流は確実に、急速に増えつつあります。21世紀中には大きな戦争は無くなるだろうと言っている人も居ます。まだ無理ですがやがてイラクの人々と将棋をできる日も来るでしょう。
世界中の人と将棋を楽しもうという「将棋を世界に広める会」(ISPS)の夢は、この10年で二、三歩踏み出した程度ですが、急速に実現化する可能性もあります。
同じ夢を抱く多くの会員の方々にますますのご支援をお願いします。
コメント