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横浜国際フェスタに参加して(34号,12月17日発行)

ヨルダンの男性に手ほどき

 10月29日、30日に、横浜みなとみらい地区パシフィコ横浜(展示ホールA)にて「横浜国際フェスタ」が開催され、将棋を世界に広める会も参加した。展示ホールは、約10のゾーンに分かれ、世界を触れる、世界と遊ぶ「アドベンチャー」ゾーンにISPSのブースを設け、将棋を指してみたいという大人と将棋を指したり、将棋が好きな子供に将棋を指導したり、外国人に将棋を紹介した。(阪上 彰

 初日には、オーストラリアの女性と将棋を指した。女性は、日本人の男性と結婚して将棋を教わり、すっかり将棋に夢中になり、チェスはつまらなくなってしまったとのこと。取りあえず2枚落ちで指すことにした。松岡さんの適切なアドバイスもあり、将棋の指し方が分かり、わくわくして楽しく指すことができたと喜ばれた。ISPSに入会したいとの話をされたので、ISPSの紹介パンフレットを差し上げたが、将棋を外国人のために教えてくれるところがあればそこで、将棋をさらに学びたいという希望をもっておられた。真田理事長の会報NO33.ISPS夢と計画で「外国人のための将棋スクール」の実現が望まれる。
 二日目には、ヨルダンの男性がブースを訪れ、松岡さんと将棋を指すことになった。チェスは指すが、将棋は初めてとのことであった。松岡さんが、駒の動かし方を説明後、平手将棋を指導された。彼は、センスが良く、飲み込みが早いので、すぐに上達しそうに思えた。また、5手詰め将棋にも挑戦したが、ヒントを生かし正解を発見、彼のセンスの良さに驚かされた。将棋を大いに楽しみ、満足してもらったようで、11月13日に鎌倉(大仏)でISPSが同様の催しものに参加することを知らせ、握手をして別れた。その他、数名の外国人に将棋を紹介したが、昨年の鎌倉の場合より外国人の参加者が少ないとのことであった。しかし、日本人の大人や、若者や、子供の参加がかなりあり、将棋を人とやってみたいと思っている人が多くなって来ているのではと感じた。
 とにかく、久しぶりに将棋を指したいとブースを訪れた若者とエキサイティングな将棋を指したり、小学生や外国人に将棋を指導したりして、将棋を普及した楽しい2日間であった。

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