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アルザス地方のコルマーで人間将棋(37号、2006年9月23日発行)

元気なフランス、JAPAN EXPO でも将棋の展示
 第22回のヨーロッパ選手権が、7月の6日から9日まで、フランスのアルザス地方のコルマーで行われた。今回、当会からは誰も参加はしなかったが、英語の将棋の本の”The Art of Shogi”を5冊、詰将棋などの小冊子を数冊、および、高級将棋駒((株)御蔵提供。ありがとうございます)を賞品として郵送して援助をした。(本誌編集部

 大会の結果については12ページを参照願いたいが、今年のヨーロッパ選手権は、いつもの年のようにトーナメントを行うだけではなく、コルマーにある CEEJA という日本学研究の協会の後援を受け、折り紙などの展示、来場者参加形式の福笑いや、将棋が初めての人のための将棋紹介コーナーなどを設け、将棋を中心とした日本文化紹介の性格を持つ催しとなった。
 そのメインイベントは7月9日、トーナメントの終了後に行われた人間将棋。天童で行われるのは甲冑姿に仮装した人間が駒に扮するが、こちらでは、編み笠姿の旅の僧といったいでたち。おそらくヨーロッパで行われた最初の人間将棋である。その模様の写真が主催者のオズモンドさんから届いた。次ページでそのうちのいくつかを紹介したい。
 この大会と同じ日時で、パリ郊外で JAPAN EXPO という、日本の漫画、アニメを中心とする展示会が行われ、将棋の展示も行われた。展示者のフロさんによれば、「将棋の盤駒の在庫があれば30セットは売れた」とのことである。JAPAN EXPO は毎年ある。
 フランスは全国を統括する将棋団体も設立され、このところすこぶる元気である。
SSA52037.JPG

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