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外国人のための将棋学校 その4(40号、2007年6月16日発行)

 先日、寺尾理事がインターネットを使って、今年の2月に設立されたモンゴル将棋協会のバーターさんと将棋を指しました。Kurnikという対局サイトで言語は、英語です。チャットを使って言葉のやり取りもでき,自動的に棋譜が残る仕組みになっています。あじゃ盤というのも使いました。これは、慶応大学SFCの学生さんがつくったアプリケーションで、解説用の大盤が無料でネットで使えるようになったものといっていいでしょう。実際の大盤は数万円はするものですから、海外の人とネット上で一緒に同時に使えるあじゃ盤ができたのは画期的です。(眞田尚裕

 これらを使えば、今すぐにでも外国人向けの将棋学校が開けるのではないでしょうか。
 先ず、将棋学校の方へ講師を集めます。コンピューターのことがわかっていて英語ができる人です。勿論モンゴル語やその他の言語でもかまいません。最初は10人位の講師がいたらいいでしょう。講師の都合で、将棋を指す日は決めるのですが、日曜日に2時間ぐらいでどうでしょうか。当初は月に2回ぐらい。
 次に生徒を募集します。費用は無料とします。(入校のときに少しもらってもよいかと思います。)入校したら同じ先生にある期間続けて教わるようにします。
 モンゴルでは個人用にはパソコンは普及していないのでインターネットカフェからの接続です。
 実際の場合、もっと細かいルールが必要ですが、およそこんな話だったら講師をやっても良いという方が会員の中に居られると思います。
 まだ何も決定していませんが、ご意見、ご希望、アイデア゛を寄せ下さい。
 寺尾理事から、Kurnik でモンゴルと2度目の会合が行われたと聞きました。バーターさんが子どもたち5名とともにログインしてきたとのことです。後から子どもたちの棋譜をみて、気がついたことを電子メールで送ると喜ばれたそうです。

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