ISPSインフォーメーション(40号、2007年6月16日発行)
*第11回通常総会開催
3月24日に千駄ヶ谷の社会教育館で、第7回の通常総会を行った。その日の時点で総会員数は261人。そのうち議決権のある正会員は230人。出席は委任状出席90人を含め104人であった。第一号議案の2006年度事業報告、第二号議案の2007年度事業報告、第三号議案の2007年度役員名簿が可決された。
*池谷理事より将棋教室の昨年の実績の報告
京都国際会館にて毎月第一・第三土曜日の2回開催。昨年参加した外国人の延べ人数は66人。外国人との交流にやってきた日本人は講師の4人を除いて24人。日本将棋連盟の普及指導員で当会会員の大蔵康浩さんから、フランスのジャンピエールさんに5級、オーストラリアのブラウンさんに2級の認定証を授与。
*森本理事が再び中国へ赴任
昨年に中国赴任から帰国した森本理事が再び赴任。今度は河北省。
「河北省青縣の巨龍鋼管という会社に着任しました。5月に入り、気候はよくなってきましたが、日により黄砂混じりの強風が吹くことがあります。」とのこと。北京には車なら日帰りができる距離とのこと。
*会員の藤本さんより将棋盤駒の寄付
当会会員の藤本さんの勤め先の将棋部の都合で不要な中古の盤駒が出たので、寄付していただきました。折りたたみ式の盤が3面と、駒が10組です。ありがとうございました。使い途は未定ですが、海外から来日した将棋関係者に持ち帰ってもらうか、こちらから外国の将棋普及の拠点に出かけるときに持ち込むなど、有効に使いたく思います。
*サンクトペテルブルグよりお礼のメール
昨年の11月にサンクトペテルブルグで将棋を普及している Yury Shpilev さんの娘さんが来日した折に受け取っていた前渡し金で買った普及用の将棋盤駒20セットの船便が無事届いてありがとうとのメールが来る。残った金額で100円ショップで売っている駒を買い集めています。現在日本語の棋書と、100円駒138組が船便で現地へ向かっている。
*モンゴル将棋協会とやりとり
モンゴル語が付記された手製の将棋駒
今年の2月にモンゴルの首都ウランバートルに将棋協会がNGOとして設立された。当会にも会長のGendenさんから連絡があり、地元の中学生を皮切りにして、モンゴル中に将棋を広めていきたいとのこと。羽生三冠から寄贈していただいている英語の棋書 The Art of Shogi を送付、感謝のメールが届いた。5月には、オンラインゲームサイト Kurnik の利用法の説明を行った。また、 Kurnik に自動的に記録された、モンゴルの子どもの棋譜を見て、「飛車側の銀は四段目まで出して使いましょう」「王の守りは金銀三枚で」などのアドバイスを行った。今年はモンゴルにおける日本年。2人目のモンゴル人横綱も誕生し、モンゴルでは今、日本ブームである。
*将棋を世界に広める会のパブリシティ
・近代将棋 平成19年6月号 海外将棋便り「フランス編」
・週刊将棋 2007年3月21日号 「ネット中継いつ始まったのか」で、当会のホームページが言及される
・日刊スポーツ 4月18日付け カンヌ「ゲームの祭典」を訪問した安食女流初段、伊藤女流1級が取り上げられる
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