ISPSインフォメーション(47号、2009年7月26日発行)
*夏に企画していた中国の北京、上海からの学童訪日交流イベントの中止
たいへん残念ながら、WHOが新型インフルエンザの警戒水準を「5」から「6」へ引き上げたのを受け、中国の教育当局が夏休みまでの学童の外国旅行を禁止する姿勢に転じたため、やむを得ず中止にせざるを得なくなりました。新型インフルエンザの流行は不可抗力とはいえ、関係各位にはご迷惑をかけた面もあり、その点、お詫びをいたします。
*HIDETCHI さんが会員になりました
入門をはじめとして100本以上の英語による将棋ビデオをYouTube に発表している HIDETCHI さんが当会の会員になってくれました。HIDETCHI さんのビデオをどんどん外国の方に紹介して、多くの方に将棋を広げていきましょう。
*ポーランドの将棋普及家に100円駒を4個送付
ポーランド語による将棋ホームページおよびフォーラム開設、HIDETCHI さんのビデオのポーランド字幕の作成など同地で精力的に将棋を広めてくれている Adrian さんに、100円駒を4個、郵便事情を確かめる意味も兼ねて寄贈しました。無事についたとのお礼のメッセージが届きました。関税もかからなかったようなので、更に追加で10個ほど100円駒を送付します。
*グリンベルゲンさんの第19回世界コンピュータ選手権のレポート
オランダ出身で会員のライエル・グリンベルゲンさんが、第19回の世界コンピュータ選手権のレポートを英語で発表されました。自身の対戦についてだけでなく、コンピュータ将棋の世界では、floodgateと呼ばれるコンピュータ同士の手合いを自動的につける環境が昨年にできたことと、今年の1月にコンピュータ将棋ソフトのボナンザがソースコードを公開して、少しプログラミングの知識がある人なら誰でも強いコンピュータソフトを作れるようになったことのインパクトが将棋プログラムが強くなるのに相当あったことが窺われる内容になっています。
*「かけはし」メールマガジンを開始します
このところ、海外の将棋のニュースが多くなってきました。また、HIDETCHI さんのビデオなど、インターネット上の有用な情報へのリンクを「かけはし」に従来印刷をしてきましたが、会員の皆様から「URLを全部正確にタイプしないといけないので、情報へたどりつきにくい」との声をいただいています。そこで、原則的に月刊で、メールマガジンを発行することにいたしました。メールマガジンなら、受け取ったメールのリンクをクリックするか、コピーペーストするだけで情報の載ったページを開くことができますので、大変便利です。
メールマガジンを受け取る方法ですが、「まぐまぐ!」というサイトで読者登録をしてください。登録をすると、原則月に1回、メールマガジンが登録したメールアドレスに送られてきます。号外を必要に応じて随時発行していく予定です。
(登録の仕方)
(1) インターネットで「まぐまぐ!」の「かけはし」メールマガジン(将棋を世界に広める会)のサイトに行ってください。
アドレスはhttp://archive.mag2.com/0000293419/index.htmlです。(将棋を世界に広める会のトップページからもリンクしています)
(2) メールマガジンを受け取るメールアドレスを「登録」ボタンの左側の欄に入れて、「登録」ボタンを押してください。
(3) ご自分のメールに「まぐまぐ!」から「メールマガジン読者登録認証のお願い」というメールが届きます。そのメールが来てから5日以内に、そのメールにある認証用のURL(リンク)をクリックしてください。これで、登録が完了し、「読者登録完了のお知らせ」が届きます。あとはメールマガジンが届くのを待つだけです。お手数ですがよろしくお願いします。
* 会員の川北亮司さんが『SHOGI Kids』(将棋キッズ)を刊行しました
童話作家として著名であり、本会会員でもある川北亮司さんが、日本で初めて将棋を題材とした童話を、この4月、そうえん社より刊行しました。小学校高学年から中学生が対象ですが、大人も十分に楽しめるものです。お子様に将棋を薦めたいとお考えの方、子供達に将棋への関心を高めたいとお思いの方、是非、本を手にしてみてください。シリーズもので、8月には第2巻が刊行される予定です。
* 会員の福原さんが brainking.com の日本語化を完成させました。
将棋と5x5将棋ができる多言語ゲームサイトの brainking.com の日本語化を会員の福原さんが完成しました。もともとチェコ語をはじめとした多言語サイトで、海外の方が多く登録して様々なゲームを楽しんでいるところでしたが、これで、英語が得意でない日本人でも、海外の方と気軽に将棋と5x5将棋を同サイトで楽しむことができるようになりました。サイトのアドレスは http://brainking.jp/です。 ( 寺尾 学)
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