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第四回国際将棋交流会活況を呈す(14号、2000.12.25)

 10月22日の日曜日、千駄ヶ谷の社会教育館に於いて、在日外国人を招いての国際将棋交流会が開かれた。参加者は外国人 11名、「将棋を世界に広める会」の一般会員16名ほか理事会員 10人、それに北島五段、中井女流名人を迎えての総勢 40名弱にのぼった。
 受付を手伝って頂いたのは、新婚ほやほやの「かけはし」前編集長山田さんの奥様。また、スナック「京」と言えば新宿西口から10分、棋士の溜まり場の一つで鈴木大介 六段がこの店の方とゴールインしたという有名なエピソードを持つお店だが、そこのママである加藤仁羽子さんが一般会員として対局され、男性の多い会場に花を添えていただいたのはたいへんうれしかった。(鈴木良尚)

 外国人参加者はアメリカ、スウェーデン、アルゼンチン、ニュージーランド、スペイン、フランス、オランダ、オーストラリア、パラグアイと 9カ国に及び、棋力は 四段から初心者までとこれまた多士済々であった。中でもスウエーデンのダネルドさんは 2カ月余りの日本滞在中に偶然この催しが入って、新宿道場で認められた二段の実力をいかんなく発揮する場を得られたのは幸運であった。また、世田谷のセントメリーズ・インターナショナル・スクールのクラブ活動で将棋を習っているロスコー君(国籍ニュージーランド)は3勝を挙げ、外国人の中で最高の成績を収めた。日本側では安部四段が絶好調の4連勝を達成されたのはさすがである。
 対局終了後、勝数の多い順に、原田泰夫先生御寄贈の色紙や将棋の本、そのほか「じんべい」など変わった商品を含めて自分の好きな品物を選んでもらい、ほぼ参加者全員に行き渡った。
 交流会のあと近所の中華料理店にて懇親会を開いたが、参加者が28名に及んだため、店の方で予定した席に入りきらなくなり、あわててテーブルを作り直す騒ぎとなり、ここでも大いに盛り上がった。
 今回の催しにご協力頂いた北島、中井両先生には厚く御礼申し上げます。

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