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ウクライナとのやりとり(24号、2003.6.30)

 Rivne市のクラブから将棋を始めている子供たちの棋力の判定をどうすればよいかと質問が届きました。棋譜を送ってくれれば判定してあげると返事をしたところ、早速10名の合計11局の棋譜が届きました。副理事長の鈴木さんと理事の勝俣さんにお願いして検討してもらいました。棋譜のほかに今年1月のトーナメントの成績も考慮しました。結果は次のようになりました。(池谷孰

Shevchuk Viktor 43歳(指導者) 2級
Malinovskyy Serhiy 16歳 6級
Shevchuk Mykhaylo 15歳 6級
Lopatyuk Kostyantyn 15歳 6級
Kravets Andriy 13歳 6級
Zakharzhevskyy Andriy 13歳 8級
Makarenko Viktor 18歳 8級
Korshuk Vladyslav 10歳 8級
Paliy Andriy 11歳 10級
Paliy Oleksandr 16歳 10級

 棋譜にはキラリと光る指し手もあり見込みがあること、定跡とくに駒落ち定跡を勉強すればよいこと、詰め将棋や必至問題を考えるのも有効な事、たくさん将棋を指して局後の検討をする事などの、連盟の指導員でもある勝俣さんの意見も伝えました。棋力判定がちょっと厳しすぎがっかりさせたかなと内心気にしていたのですが、「良い判定をして頂いて有難うございます。ご指導どおりの勉強をしたいと思っています。」との返事が届きほっとしているところです。一方、Kiev市のチセンコさんからは、8〜9歳の40名が日本語を勉強している学校がありここにも将棋の盤駒を届けたといってきました。これでKievのクラブとあわせて拠点が3つとなり、これからが楽しみです。

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