夢と計画 - インターネットでできることはインターネットへ(44号、2008年7月23日発行)
今、すでにインターネットの時代です。ISPSで流す情報もなるべく多くをインターネットを利用して行こうと思っています。どこでどんな大会があって誰が勝った、などという海外将棋情報などはインターネットが得意とするところです。何といってもニュース性がありスピードがあります。(眞田尚裕)
また海外対局もいくつかのサイトがあって、日本の強い人に外国人が直接ぶっつかって行くことが出来るようになりました。超初心の将棋対局も今ISPSがモンゴルとやっているような方式ですることが出来ます。モンゴルの人があるサイトで将棋を指します、そのサイトをISPSの人が見て、(リアルタイムでなくても)講評する、というやり方です。モンゴルでは個別にはインターネットがないので、日を決めてインターネットカフェーみたいな所へ集まってもらっています。今あるサイトは、多分強過ぎて初心者では勝てないことが多い。又一局終わっても感想戦が出来ないものが多いのです。実際にやるときには時差があるのも問題です。そこでISPSが試しにやっているこのモンゴルとのやり方がうまく行けば、しめたものです。
何だかんだと言っているうちに機械のほうが進歩して、パソコンを持っていれば世界中の人と将棋が指せるようになるのは、もう直ぐです。強い人は「24」などで個人的に指せば良いでしょう。海外でも、将棋を習いたい人、又将棋を教えたい人がいて、インターネットを利用するなら個人でできるのです。ごく弱い人、これから習おうと言う人に対して、今後どうやって行くかがISPSの大きな課題ではないでしょうか。
そこで、こうしたことへ経費を使いたいと思いますので、従来年4回発行していた会報「かけはし」を年3回の発行に変更します。また、インターネット上のmixiやVoxなどの道具を使って、会員一人ひとりが、ネットで外国の人と対局した、とか、今度アメリカに旅行へ行くのだが、向こうで将棋を指す人を知らないだろうか、とか、日本に旅行に来ている外国人と将棋を指した写真を撮った、とかの情報を素早く交換できるような仕組みを作っていきたく考えています。そのためには、会員一人ひとりの方が、メールだけでなく、ウェブを使っていくことが肝心です。会員各位のご賛同とご協力を賜りますようお願いいたします。
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