46号編集後記(46号、2009年2月28日発行)
今回は、特集として、世界の将棋の研究者として著名であり、本会の会員でもあります、大阪商業大学アミューズメント産業研究所客員研究員 岡野伸氏にお願いし、寄稿して頂きました。著書は、「世界の将棋・古代から現代まで」「世界の主な将棋」「東洋の将棋」など多数に上ります。(松岡信行)
120種ほどあると言われている「世界の将棋」は、それぞれに、各地域の人々の歴史や心情に深く結びついています。「日本の将棋」を世界に普及する上で も、普及する地域の将棋の特徴や実状を知ることは大切なことではないでしょうか。また、世界の多くの人達は、将棋を合戦や戦争と結びつけてイメージしてい るのでしょうから、きっと、「持駒使用」のルールが腑に落ちない人達もいることと思います。「持駒」のルールを持たない、日本古来の大型の将棋「中将棋」 から「将棋」に近づいてもらうのも、一つの方法かと思えますがいかがでしょうか。
京都から、国際交流が年々盛んになっていく様子が送られて来ました。日本各地に《支部》が生まれ、有機的な繋がりの中から、世界に発信できたならばどんなに素晴らしいことでしょう。
静岡県にお住まいのHIDETCHI さんが、インターネット上の最大手の動画共有サイト YouTube に、外国人を対象として、動画による将棋レッスンを掲載したことを寺尾理事が紹介しています。素晴らしい内容ですので、是非ご覧頂き、外国の方にご紹介下さい。
「第9回 総会」の議案を提示しました。ISPSも現在様々な問題を抱えています。多くの方々のお知恵を借りしたいと思います。是非、総会にご出席下さい。また、距離的に、時間的に出席が難しい方々は、意見なり感想なりをお寄せ下さい。お待ちしています。
コメント