東京−北京小学生交流将棋大会を主催しよう(15号、2001.3.15)
将棋が強くなった北京の小学生3名を『ISPS』が初めて日本へ招いたのは1997年です。そのころは一般の中国の人が、国外へ出るのは簡単なことではなかった様です。それ以来4年、北京から、そして上海から小中学生が数名ずつ、毎年何回か将棋を指すために来日しました。昨今では海外渡航規制もかなり緩和されたと聞いています。(眞田尚裕)
そこでこのあたりでそろそろ中国と日本との公の機関が後押しをする、定期的で継続的な"小学生による将棋の対抗戦"が催されてもよいのではないかと考えました。下記はその夢を実現するための企画書です。
この企画のポイントは、姉妹都市である中国の北京と日本の東京とを将棋で結ぼうというもので、今年1回だけの単発的な催しではなく、来年は北京で再来年はまた東京でという様に交互で定期的にと考えております。言葉の壁は懸念されますが、主役は小学生です。たとえ言葉は通じなくても将棋が指せれば心は通じます。この対抗戦が継続的に行われれば、心を通じ合わせた子供の数が毎年毎年増えていくはずです。
この催しの第1回目の大会を『ISPS』が主催して今年7月に実行するということになりました。都内の予選は5月か6月です。
実現に向けての一番の問題点は「経費」です。中国側が全額自己負担で来てくれれば大会の運営費だけですみます。将来はそうなるかも知れませんが、現時点では援助をしなければ、予定している10名の方が中国から来ることは不可能です。
今回の催しに必要な経費は105万円とします。これを捻出するために今いくつかの方法を考えています。
◆1つの団体・企業で全額寄付して下さるところを探す。
◆東京−北京小学生将棋交流大会を支援するためのチャリテイー将棋大会を開催する。
(企画書別紙)
◆ミニスポンサーを募集する。個人1口1万円、企業・団体1口10万円
『ISPS』が主催ですからまずはISPS会員に呼びかけますが、もちろんそれ以外の一般個人・企業の応援も大歓迎です。もし寄付が予想以上に集まった時には来年以降のための基金にします。ISPS会員諸氏のの強力な応援をお願いします。
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