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「日韓将棋チャンギ交流大会」実施報告と今後の夢(26号、2003.12.20)

 かけはし24号でお知らせした日韓の交流大会を実施しました。(眞田尚裕

                ---- 第1回日韓将棋チャンギ交流大会実施報告 ----

    実施日     2003年11月1日(土)・2日(日)
    実施場所  ソウル特別市 韓国チャンギ協会
    参加者     日本側 プロ棋士1名(所司和晴六段)を含むISPS会員22名
              韓国側 韓国チャンギ協会会員、将棋を学びたい小中学生
    交流会内容  第1日 チャンギの講習と実戦指導
              第2日 将棋の講習と実戦指導 自由対局
    主催    将棋を世界に広める会 韓国将棋協会
    後援    在大韓民国日本国大使館 
    助成    国際交流基金アジアセンター

   上記は「韓国チャンギ協会」と「将棋を世界に広める会」とが協力して今後継続的に行う日韓将棋チャンギ交流事業の第1回イベントとして行つたもので2004年には日本の将棋に強い関心をもった韓国の小学生を日本に招聘します。
 交流会は金応述会長を初め韓国チャンギ協会の皆さんのご尽力により実現しました。日本の参加者全員がチャンギを習いました。日本の将棋とは少し違った味のなかなか面白いゲームです。チャンギの高段者や小学生達に将棋を教えました。チャンギの強い人はすぐにコツを理解し面白さも分ってくれたようでした。
 第1回大会の初期の目的は充分に達成できたと思っています。ご支援を頂いた韓国側日本側スタッフの皆さんに感謝します。
 この交流をたった一回限りのイベントに終わらせない為に今後の夢と計画が大切です。
まだ正式発表の段階ではありませんが一つグッドニュースがあります。
 現在㈱ワールド将棋(日本で言えば、韓国チャンギ協会の子会社です)が韓国に「日本
将棋指導者養成所」の創設を計画しています。2004年1月~2月に日本将棋の韓国人指導者100名を養成し、3月の新学期から各地の小学校(と幼稚園)で課外授業で将棋を教えようという遠大な話です。これは今までどこの国にもなかった画期的なことです。ISPSとしては「日本将棋指導者」を特訓する講師2名(ISPS会員)を1月~2月に韓国へ派遣する予定です。この件については日本将棋連盟も米長普及担当専務理事を中心に支援して下さる方向です。また、国際交流基金ソウル日本文化センター(久保所長)のバックアップも頂ける見通しです。
 更にISPSは日韓将棋チャンギ交流事業の第二ステップとして将棋を習得した韓国の小学生を日本へ招いて「第二回日韓将棋チャンギ交流大会」を、2004年8月下旬に開催する計画です。今のところ資金的な目途が立っていないので招く小学生は2名(付き添いの大人1名)の予定ですが、二人では「大会」にならないという声もあり、今後資金集めの努力をして枠を広げた大きな会にしたいと思っています。
 また日本側の受け皿として、韓国と将棋を通じて交流を持ちたいと考えておられる小学校を公募してはどうかなどという案もあります。
 会員の皆さんの知恵と力をお貸しください。

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