ポーランド将棋協会のマリウスさんが9月理事会に来訪
ポーランド将棋協会マリウス(Mariusz Stanaszek)さんが17日に千駄ヶ谷の社会教育館で行われていた当会の理事会に顔を見せてくれました。マリウスさんは妹さんと一緒に日本を夏から旅行中で、帰国の直前に寄ってくれたものです。
ポーランドの将棋の状況について情報を交換しました。現在ポーランドの中で将棋を指しているのがわかっているのは、大体30人くらいではないかとのことです。プレーヤーがいるのは首都のワルシャワと、ポーランド第2の都市クラコフで、マリウスさんはクラコフの方です。マリウスさん自身は日本語ができて、かなり前から将棋自体は知っていたとのことですが、プレーヤーがポーランドに増えてきて、トーナメントを行うようになったのはここ2-3年のことで、PlayOK(旧Kurnik)というポーランド発のネットボードゲームサイトに将棋が取り入れられてからのことだそうです。
ポーランドはヨーロッパの中では将棋新興国ですが、来年のヨーロッパ選手権の主催国となることが、今年の7月にドイツでヨーロッパ選手権のときに行われた FESA の総会で決まりました。将棋を世界に広める会では、新興国であるポーランドで初めて行われるヨーロッパ選手権とそれに先立ついくつかの小規模の国内大会を支援するため、普及用のビニール版とプラスチック駒10組と、デジタル対局時計4セットをポーランド将棋協会に寄贈することを決め、代表してマリウスさんに受け取ってもらいました。それが下の写真です(右は当会理事長眞田)。
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