7月25日にも行われたグランゼコールの将棋体験会に理事が4人アテンド
7月4日に続いて、25日に文京区本郷で行われたフランスのエリート学生のグランゼコール生の日本インターン滞在中の将棋体験会に理事4名(高村、ピノー、世良、寺尾)がアテンドしました。25日の学生は4日の学生とはまた別の方々です。畳の部屋で当日は2台あるクーラーの1台が故障して暑く、皆汗だくになりながら将棋の面白さを体験しました。
「よろしくお願いします」の時は正座でしたが、、、、
7月4日に続いて、25日に文京区本郷で行われたフランスのエリート学生のグランゼコール生の日本インターン滞在中の将棋体験会に理事4名(高村、ピノー、世良、寺尾)がアテンドしました。25日の学生は4日の学生とはまた別の方々です。畳の部屋で当日は2台あるクーラーの1台が故障して暑く、皆汗だくになりながら将棋の面白さを体験しました。
「よろしくお願いします」の時は正座でしたが、、、、
今年が7回目を迎える、グランゼコール生(フランスのエリート学生)の7月4日の将棋体験会に当会理事の北、世良、寺尾がアテンドし、彼らの将棋体験のお手伝いをしました。彼らは、卒業要件に外国でのインターン滞在がありそれで日本滞在中です。場所は文京区の上真砂町会会館で和室の畳に座っての将棋体験となりました。
当日は、遠山五段が将棋の概要について説明し、それをフランス人学生がフランス語が通訳し、後、日本人学生や語学のできるボランティアが学生たちと対面し、青空将棋で駒を取って打つ将棋の特徴を把握してもらった後、本将棋を1局行いました。北尾女流二段、女流3級資格適格となったばかりのカロリーナ・ステチェンスカさんも来られて、学生たちは満足げでした。
25日にも、もういちど、別のグランゼコール生への将棋体験会があります。アテンドされたい会員の方は isps.contact@gmail.com まで連絡ください。
5月30日に、東京の板橋区の東京国際フランス学園で、将棋とどうぶつしょうぎの展示を、チェス、シャンチー、チャンギとともにひとつのテントにチェス・シャンチー・チャンギの愛好家の人たちと一緒になって11時から4時まで行いました。東京国際フランス学園で将棋の展示をするのは初めてのことです。同学院には、親が二人ともフランス語圏の方や、片方がフランス語圏でもう一方が日本人というカップルの子息が多く通う学校で、幼稚園生から高校生までが通っている学校。当会理事のピノー、北、寺尾がアテンドしました。将棋を指しに来た子供は20人ほどでした。今後も、このような日本にある外国人が多く通う学校で将棋を紹介する機会が増やせればと思います。
5日の会はテーブル席での体験会でした
7月5日、12日、19日の3回にわたって、フランスのグランゼコール生の将棋体験会が、学生のときから数年にわたって同じ企画を毎年立てている石田千郷さんによって今年も企画され、5日と12日の体験会に、理事の北と寺尾、会員の上村さんが、参加しました。基本的には日本側参加者は学生のボランティアによる集まりですが、当会からも将棋を外国人にに広伝えるための知識や語学力を活かす貴重な機会として毎年何人かが参加をしています。
座布団に座って考慮中
今年は、グランゼコール生だけではなく、日本の伝統文化に興味を持っているイタリア人の団体や、北理事の知り合いの方の家にホームステイしているベルギーの学生なども参加しました。12日の会は和室のある文京区の公民館を使い、将棋だけでなく畳の上に座布団を敷いて座るという、本国ではなかなかできない体験をしてもらいました。
5日の会は遠山五段、北尾女流二段も参加
寺尾は、4月にEUジャパンフェスト日本委員会の援助で来日した、チェコで将棋を広めているフィリップ・マレックさんとパブリナ・スムルゾワさんから寄贈された秘密兵器駒の動きの矢印入りの将棋駒を持参してその威力を確かめました。下の写真がその駒ですが、通常の漢字のプラスチック2字駒に比べて、明らかに初めての外国人にとって将棋の駒の見分けが早くできるようになり、実際のゲームに入っていけるのに要する時間も短くなっていました。この駒を将棋が初めての人の導入に使っていくのは有効であることを、5日に参加の北尾女流二段もその場で見て認めていました。
9月28日から29日かけて、マルセイユチェスクラブでチェス・将棋バイアスロントーナメントが行われました。フランス在住3名を含めた日本人5名のほかは全員がフランスからで、合計28名のトーナメントとなりました。将棋とチェスのバイアスロンというのはおそらく始めての試みで、同じ選手が2つの種目(将棋とチェス)をそれぞれ5局ずつ合計10回戦戦うというのが今回のフォーマットでした。早指しとなるので棋譜は記録しませんでした。
優勝は、チェスで4.5ポイント、将棋で3ポイントを上げたチェスのグランドマスターのヤニック・ペレティエさん。2位以下は5人が同点で、将棋とチェスをいっぺんに両方1局ずつ早指しでさすと言う珍しいタイブレークを行い2位がジャン・フォータンさん、3位が杉野ヨウスケさんになりました。
優勝したスイスのGMのヤニック・ペレティエさん
対局風景
珍しいバイアスロンならではのタイブレーク
28日夜、マルセイユ中央(サン・シャルル)駅近くのレストランLes Grandes Tables de la Fricheで行われたペチャクチャナイトで、北尾先生の20枚のイメージを使ったプレゼンテーションをセバスチャン・ファーバーさんがフランス語にあらかじめ訳す形でプレゼンテーションを行いました。そのビデオを主催者が残しています。
PKN#24-03- Madoka Kitao by PechaKucha-Marseille
26日の夕方に、マルセイユ中央(サン・シャルル)駅の近くのEdgard Quinet中学校のチェスの課外活動の教室を訪れました。途中、道に迷い、約束した時間に遅れてしまいましたが、生徒たちは夜の8時くらいまで残ってくれる子もいて熱心に将棋を覚え、指して帰りました。
黒板に漢字で自分の名前を書いて自己紹介している北尾先生
チェスの顧問のギローム先生はどうぶつしょうぎをいたくお気に入り。
Edgard Quinet中学校を後にしたあと、囲碁を打つ人が集まるというパブ「メゾンアンテ」に向かいました。
入り口の店の看板です
寺尾も普段囲碁を打っている常連客と一局将棋を指しました
27日、大会の一日前の夜、マルセイユ以外からの選手が入ってきます。マルセイユ港の駅を始点にして地下鉄で3駅目の場所にマルセイユチェスクラブとはまた別のチェスの集まりが毎日行われているブラッセリーがあり、そこで、将棋を披露し、また、チェスも指しました。流れでそのまま食事もそこで。
地元の常連客とチェスを指す北尾先生。和服姿が珍しいのか対局中に覗き込む客も。
アビニョンからやってきたチェスのFIDEマスターのマニュエル、ヴァレスさん(左)とストラスブルグからきたマリー・ボヤードさん。マニュエルは将棋大好き人間です。
23日の夜にマルセイユで世界最古といわれる由緒ある商工会議所の建物で欧州文化首都のレセプションの立食パーティがあり、その場に長机を用意してもらい将棋とどうぶつしょうぎを展示しました。
袴姿の北尾先生とファーバーさんは会場で目立っていました
レセプションでスピーチをするマルセイユ欧州文化首都のユリーさん。わざわざ将棋の展示がされていることに言及してくれて感激でした。
24日の午後4時から約2時間、知的障碍者のための学校 Leschi Institut でどうぶつしょうぎと将棋の講義を17名の生徒におこないました。
左からセルジー・ヴェラスコー先生、北尾先生、レイ
25日の午後4時から、マルセイユチェスクラブのこどもたちにどうぶつしょうぎ・将棋を紹介しました。やはりチェスクラブに集う子たちなので、どうぶつしょうぎも将棋もチェスと似ている点が多いためかのみこみがとても早かったのが印象的でした。
マルセイユチェスクラブの入り口。建物の1階部分がクラブになっている。
クラブ内でどうぶつしょうぎの説明。北尾先生の左は通訳のDovetta知恵理さん。先のカンヌのゲームの祭典でご主人が将棋を好きになり今回のバイアスロンにも参加。通訳だけでなく車も出していただき大変お世話になりました。
将棋を習うこどもたち
9月23日から10月1日まで EUジャパンフェスト日本委員会の援助を受けて北尾女流二段とともにマルセイユに滞在しました(北尾女流二段は22日からの滞在)。これは、マルセイユが2013年の欧州文化首都の一つに指定されており、フランス将棋協会が欧州文化首都のプログラムとして28日と29日にチェスと将棋のバイアスロントーナメントを開催したのに参加をするためと、地元の学校などでどうぶつしょうぎと将棋の紹介をマルセイユチェスクラブとフランス将棋協会のレイ・サーライネンさんと協力して行うためでした。おこなったことを箇条書きにすると
マルセイユチェスクラブのボランティアが毎年チェスを教えている私立の小学校エコール・ド・プロバンスで、昼休み(フランスは日本の学校より昼休みの時間が長い!)を利用して毎日一時間半ほど、毎回20人、合計100人ほどの生徒さんを、既にチェスを知っている子と、知らない子のふたつのグループにわけてどうぶつしょ うぎと将棋を教えました。チェスを知っている子には将棋を中心、チェスをまだ知らない子には、どうぶつしょうぎが中心です。
エコール・ドゥ・プロバンスの入り口
講義風景、将棋盤を持っているのがフランス将棋協会のレイ・サーライネンさん
左がマルセイユチェスクラブのアーメン・ペトロシアンさん
真ん中の袴姿はリサ・ファーバーさん
どうぶつしょうぎの利点ををたちどころに理解して教えるマルセイユチェスクラブのマシューさん
集中して講義を聞くこどもたち
8月14日に行われた如水将棋倶楽部に、フランスのアドリアン君、ドイツのファフさんファミリーが招かれて交流将棋会が行われました。どう倶楽部の幹事で、当会の理事でもある尾関がレポートします。
7月6日(土)と14日(日)に、文京区の本郷の上真砂町町会会館で、フランスから日本へインターンシップのプログラムで来日しているグランゼコール生への将棋体験会が東京大学生とそのOBによって企画され、対局相手のボランティアとして、当会からも、理事のピノー、北、寺尾のほか、会員の石田克彦さんが参加しました。6日と14日で合計40人を超えるグランゼコール生が将棋を体験しました。
写真でご覧のとおり、会場の上真砂町町会会館は畳敷きの日本間で、グランゼコール生たちは、靴を脱いで座布団の上に座っての将棋体験となりました。
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