マルセイユ出張報告その1(寺尾 学)
9月23日から10月1日まで EUジャパンフェスト日本委員会の援助を受けて北尾女流二段とともにマルセイユに滞在しました(北尾女流二段は22日からの滞在)。これは、マルセイユが2013年の欧州文化首都の一つに指定されており、フランス将棋協会が欧州文化首都のプログラムとして28日と29日にチェスと将棋のバイアスロントーナメントを開催したのに参加をするためと、地元の学校などでどうぶつしょうぎと将棋の紹介をマルセイユチェスクラブとフランス将棋協会のレイ・サーライネンさんと協力して行うためでした。おこなったことを箇条書きにすると
- 私立の小学校エコール・ドゥ・プロバンスで23日から27日まで5日間連続して昼休みに、異なる生徒を相手にどうぶつしょうぎ、将棋講義
- 23日の欧州文化首都のレセプションで将棋の展示
- 私立の知的障害者のための学校で24日にどうぶつしょうぎ・将棋の講義
- マルセイユチェスクラブで25日の午後にこどものためにどうぶつしょうぎ・将棋の紹介
- 26日の夕方に、地元の中学校のチェスの課外活動でどうぶつしょうぎ・将棋の講義
- 26日の夜に地元のカフェを訪問、将棋とどうぶつしょうぎの紹介
- 27日の夕方からマルセイユのブラッセリーDanaidesで行われているチェスクラブで将棋のデモンストレーション。チェス対局
- 28日、29日にマルセイユチェスクラブで開催されたチェス・将棋バイアスロントーナメントに参加。
- 28日夜、北尾女流二段はペチャクチャナイトで南フランスでの将棋少年との出会いを中心にしたプレゼンテーション
- 1、私立の小学校エコール・ドゥ・プロバンス
マルセイユチェスクラブのボランティアが毎年チェスを教えている私立の小学校エコール・ド・プロバンスで、昼休み(フランスは日本の学校より昼休みの時間が長い!)を利用して毎日一時間半ほど、毎回20人、合計100人ほどの生徒さんを、既にチェスを知っている子と、知らない子のふたつのグループにわけてどうぶつしょ うぎと将棋を教えました。チェスを知っている子には将棋を中心、チェスをまだ知らない子には、どうぶつしょうぎが中心です。
エコール・ドゥ・プロバンスの入り口
講義風景、将棋盤を持っているのがフランス将棋協会のレイ・サーライネンさん
左がマルセイユチェスクラブのアーメン・ペトロシアンさん
真ん中の袴姿はリサ・ファーバーさん
どうぶつしょうぎの利点ををたちどころに理解して教えるマルセイユチェスクラブのマシューさん
集中して講義を聞くこどもたち
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