北京の第15回日中国際交流子供将棋大会について森本理事からレポート
河北省に仕事で赴任中の森本理事から、11月26日に北京日本人学校で開催された第15回日中国際交流子供将棋大会の写真とレポートが送られてきました。(写真はクリックすると大きく表示されます)
第15回日中国際交流子供将棋大会が11月26日北京日本人学校にて開催されました。
以下の通りレポートします。
大会後の記念写真
主催者である北京日本人会から審判長派遣の要請を受け、参加したものです。
11月26日9:00北京日本人会柳田副会長の開会の挨拶に 続いて、協賛者として
簡単なスピーチをしました。そのスピーチの原稿です。
将棋を世界に広める会の森本です。今年も皆さんとこの会場でお会いできて光栄です。
選手の皆さんに加えてご父兄及び先生方もいらっしゃいますので、この機会に将棋のメリットについてお話させて頂きます。
将棋をやっていると思考力が向上します。将棋は取った駒を自分の駒として再使用できるというルールであるため指す手の選択肢が多いです。特に終盤は変化が多くどちらが先に相手の王を取るかスピードの勝負になります。自然に数学的な思考力が高まります。
将棋は礼に始まり礼に終わります。相手を尊重することを学ぶことができます。将棋をやっているうちに自然にお行儀が良くなります。これから対局が始まりますが是非一礼をして、「お願いします。」と挨拶をして始めて下さい。また、負けたときは「負けました。」と投了の意思表示をして下さい。
将棋をやっていると交友範囲が広まります。ということで小さい頃から将棋をやっているとよいことがたくさんありますので子供たちが将棋を指すことを奨励していただきたいと思います。
皆さん今日はリラックスして日頃の実力を発揮し頑張って下さい。健闘を祈ります。
森本幸男
第十五回日中子供将棋大会
2011年11月26日
北京日本人学校にて
日本36名、中国36名合計72名をほぼ同年齢の8名、9組に分けて、トーナメントを行い
ました。一手30秒以内で指し(時計は使いませんが30秒で指すという申し合わせ)、
25分経過して勝負がつかない場合は、判定を行いました。
上:日中双方から36名ずつが対戦
下:国旗で日中対抗戦ということがよくわかる
今回は25分経過し判定となるケースが多く、全対局の20%ぐらいが判定となり、
李民生さん(副審判長)とともに対応しました。
優劣がつかないケースが3局あり、本大会のルールに従い振駒で勝者を決めました。
判定となる対局が多くなったということはよいことで、棋力が全体的に向上し、お互いに
しっかり駒組みができるようになってきたことが要因と考えられます。
対局終了後は表彰式を行い、主催者から各組1位から3位までの成績優秀者に盾と
表彰状を贈呈。
ISPS提供の扇子を各組の優勝者に贈呈、将棋の冊子は参加賞として贈呈しました。
李民生さんが挨拶され大会の講評を述べられ、北京日本人学校の浦田校長が
締めくくりの挨拶をされ、終了しました。
なお北京にて留学中の笠井さんも会場に来て手伝ってくれました。北京の将棋愛好家
たちを彼女に紹介することができました。
上:こどもの対局を観戦する笠井さん
下:左から李民生先生、笠井さん、森本理事
2013年5月31日 上海甫東の日本人学校を表敬訪問し、放課後中学生将棋部員が対局していたので、小冊子「解けてうれしい詰将棋」(将棋を孫に伝える会)をプレゼントしてきました。日本人と中国人との将棋交流が少ないようなのが気になりました。
投稿: 小俣光夫 | 2013年9月22日 (日) 21:02
森本幸男氏を偶然発見いたしましたので
コメントを投稿させていただきます^^
大学入試の際に家庭教師をして頂き、合格することができました★
商社勤務で海外へ行かれたことだけ聞いておりました。
その節は本当にありがとうございました。。失礼なことばかり・・でした。
これからも益々ご活躍くださいませ!!フレーフレー!!
投稿: 坂本美幸 | 2013年4月 3日 (水) 15:02