昨年11月の北京の日中国際交流子供将棋大会について
昨年の11月23日に北京日本人学校で開催された日中国際交流子供将棋大会を訪れた森本理事のレポートと大会の様子の写真をお届けします。
第17回日中国際交流子供将棋大会が11月23日(土)北京日本人学校にて開催されました。北京在住の子供たち日本人36名、中国人36名合計72名が参加し、年齢別に8名ずつ
9組に分かれてトーナメント形式の交流試合を行いました。一手20秒以内で指し(時計は使わないが20秒で指すという申し合わせ)、25分経過して勝負がつかない場合は、判定を行いました。8名によるトーナメントなので3勝すれば優勝です。
今回は日本将棋連盟の早水千紗女流三段がボランティアとして参加し、審判長を引き受けて下さいました。早水さんは試合前のスピーチを要請されたのに応じて、通訳を介さず、日本語と中国語の両国語で将棋の上達方法や「礼に始まり礼に終わる」将棋の良さなどを話して下さいました。北京の子供たちは早水さんのスピーチを忘れないことでしょう。
閉会時には李民生先生がスピーチをされ、この大会を18,19,20回と継続して発展させて行きたいと述べられました。
大会の成績は三位以上入賞者の人数で言うと中国側が6割から7割を占めて優勢でした。
成績優秀者への賞品及び参加賞として以下のもの提供しました。ご協力ありがとうございました。
提供品:
青野九段ご提供のサイン入り著書「手筋事典」14冊
扇子9本
次の一手・詰将棋等小冊子約100冊
ISPS理事
森本幸男
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