北京で長年将棋を広めてきた李民生先生の観光団が来日
7月12日から18日まで、長年北京で広めてきた李民生先生をはじめとする、李先生の教え子とその親御さんら27人が団体旅行で日本を訪れました。大阪に入って京都・奈良をめぐるなどほとんどが日本の観光地を巡る日程でしたが、16日の午後を将棋に当てるという連絡を事前に受け、当会理事の袴田が中心となり同日の日本将棋連盟訪問をセットしました。
鈴木女流二段に指導を受ける北京のこどもたち
日本将棋連盟にて集合写真
「将棋が大好きです」というTシャツ。背中は成駒で表は「香車」
2時から3時までが、対局見学と日本将棋連盟の館内案内、および、急遽決まった鈴木女流二段の四面指しの指導対局でした。また、3時からは夕方まで、北京のこどもたちは日本将棋連盟道場で、日本の子供たちと対局を通じ交流しました。団体の中に、日本の将棋の駒をデザインしたTシャツを来た親子がいて、腹側が普通の駒、背中側が成駒をプリントするという工夫がしてあって、すぐに場が和みました。日本のこどもたちを選ぶにあたっては、アルファス棋友会に多大なご助力をいただきました。ありがとうございました。
別途3時より、日本将棋連盟の片上理事と、遠山プロデューサーと李先生が、中国棋院の棋牌ネットで今後将棋の紹介をしていくことについて情報交換をしました。袴田が通訳を務めました。日本ではスマートフォンで将棋の情報を得たり、対局したりする人が増えているので、中国もネットだけでなく、スマートフォンを活用したらいいのでは、など李先生にとっては貴重な示唆をいただきました。今後の進展が期待されます。
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