フランスのグランゼコール生の将棋体験会をヘルプしました
5日の会はテーブル席での体験会でした
7月5日、12日、19日の3回にわたって、フランスのグランゼコール生の将棋体験会が、学生のときから数年にわたって同じ企画を毎年立てている石田千郷さんによって今年も企画され、5日と12日の体験会に、理事の北と寺尾、会員の上村さんが、参加しました。基本的には日本側参加者は学生のボランティアによる集まりですが、当会からも将棋を外国人にに広伝えるための知識や語学力を活かす貴重な機会として毎年何人かが参加をしています。
座布団に座って考慮中
今年は、グランゼコール生だけではなく、日本の伝統文化に興味を持っているイタリア人の団体や、北理事の知り合いの方の家にホームステイしているベルギーの学生なども参加しました。12日の会は和室のある文京区の公民館を使い、将棋だけでなく畳の上に座布団を敷いて座るという、本国ではなかなかできない体験をしてもらいました。
5日の会は遠山五段、北尾女流二段も参加
寺尾は、4月にEUジャパンフェスト日本委員会の援助で来日した、チェコで将棋を広めているフィリップ・マレックさんとパブリナ・スムルゾワさんから寄贈された秘密兵器駒の動きの矢印入りの将棋駒を持参してその威力を確かめました。下の写真がその駒ですが、通常の漢字のプラスチック2字駒に比べて、明らかに初めての外国人にとって将棋の駒の見分けが早くできるようになり、実際のゲームに入っていけるのに要する時間も短くなっていました。この駒を将棋が初めての人の導入に使っていくのは有効であることを、5日に参加の北尾女流二段もその場で見て認めていました。
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