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2014年12月21日 (日)

第6回国際将棋トーナメントの準決勝、決勝の記譜

 12月6日、7日に行われた第6回国際将棋フォーラム in 静岡の第6回国際トーナメントの準決勝、決勝の記譜を公益社団法人日本将棋連盟から提供いただきましたので、それを再現できるようにいたします。

 決勝戦 先手 高橋 春仁(日本) 後手 ジャン・フォルタン(フランス)

 序盤で石田流に構えた先手が、後手玉頭の3四の歩を飛車を回って狙いに行ってゆさぶりをかけ、後手にだけ生角を打たせて優位を築き、その優位を着実に拡大して最後まで圧倒。後手も飛車は成れたものの届きませんでした。

 準決勝戦 先手 高橋 春仁(日本) 後手 ウラジミール・フロロシュキン(ロシア)

 先手の石田流に対し、後手は相振り飛車に。先手は玉の固さをいかして、端角の覗きから戦機をつかみ、桂銀交換の駒損ながら馬をつくって後手の壁銀の悪形をとがめて勝利。

 準決勝戦 先手 ジャン・フォルタン(フランス)後手 顧 冠鳴(中国)

 後手が角交換四間飛車から穴熊囲いにしたのにたいして、先手は2枚の銀を4段目に繰り出して、後手の自陣角を攻め、角銀交換の駒得に成功。後手が飛車を切って左桂を捌き、中央に拠点を作って銀を打ち込んできたのに対し、最強の攻め合いで対抗。後手も王手飛車をかけてしのぎに回るものの、先手の追及が厳しくついに後手玉に必死がかかりました。

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